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2021 年度 実施状況報告書

日本における体外受精・胚移植後の妊娠・生産率予測モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K19362
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

左 勝則  埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (60819126)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード体外受精 / 顕微授精 / 生殖補助医療 / 妊娠 / 流産 / 予測モデル
研究実績の概要

3年目にあたる2021年度は、生殖補助医療 (Assisted Reproductive Technology; 以下ART)における生児獲得のための予測モデル作成を目的とした前向き調査を開始した。本調査はWebを介したアンケート調査であり、全国のART実施施設で治療を受けたART初回治療者を対象にリクルートを行なった。2021年2月から9月にかけてリクルートを行い、750名を超えるART初回治療者に研究参加の登録をえた。2022年5月からは1年後の生児獲得の有無およびそれまでの治療内容を聴取することにより、予測モデル作成のためのデータベースの構築を行う予定である。さらに、日本産科婦人科学会が管理する日本のARTレジストリーを用いて、採卵あたりの累積生産率に対する予測モデルの構築も試みる。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

前向き調査における1年後のデータ収集が2022年10月に終了する見込みであり、その後にデータクリーニングおよび予測モデルの作成を行うため、1年後の生児獲得に対する予測モデルの作成を終えるためには2022年度を超える可能性がある。また、前向き調査は2年後の生児獲得の有無までフォローアップを予定しており、2年後の生児獲得まで情報を収集するため2023年度まで研究を延長する可能性がある。

今後の研究の推進方策

2022年5月から前向き調査に登録した750名の研究参加者を対象に、1年後の生児獲得の有無およびそれまでの治療内容を聴取する予定である。作成したデータベースを用いてART初回治療者の1年後の生児獲得に対する予測モデルを作成し、さらに日本産科婦人科学会が管理する日本のARTレジストリーを用いて、採卵あたりの累積生産率に対する予測モデルの構築も試みる。2021年度に作成した後方視データを用いて作成した予測モデルの妥当性を検証する予定である。

次年度使用額が生じた理由

前向き調査における1年後のデータ収集に対する業務委託費の支払いが2022年度にずれ込んだため、次年度に繰り越して支払いを行う予定である。

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公開日: 2022-12-28  

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