米国において2012年より急速に普及しているAccountable Care Organization(以降、ACOという)では、病院や診療所、介護事業者等が連携して統合的なケアを提供することで、医療の質向上と費用の効率化を進めている。本研究では、ACOの現状をレビューし、日本版ACOの可能性について検討し、提言をとりまとめた。 更に、ACOを含む国内外の地域包括ケアに係る評価状況も踏まえ、本邦初の地域包括ケアにおける「共通臨床指標」を検討した。更に、指標の社会実装に向けたフィージビリティー及び課題について検討した。
|