研究課題
本研究は, 我が国において法令で義務づけている健診の有所見者を, その後の受診・受療行動毎に分類し, 空腹時血糖等の検査値, 脳・心臓疾患の発症, 医療費, および, 疾病休業を前向きに観察するコホート研究である。2022年度は本研究の最終年度であり、構築したコホートデータの解析を行った。その結果、高血圧、糖尿病で適切に治療を行っている者は、適切に治療を行っていない者と比較して、検査値の悪化、高い医療費、疾病休業の多い発生を認めることが明らかとなった。