研究課題/領域番号 |
19K19498
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 帝京大学 (2021) 山口大学 (2019-2020) |
研究代表者 |
矢田 浩紀 帝京大学, 福岡医療技術学部, 准教授 (80644442)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 精神科 / 看護師 / 自己効力感 / 尺度 / メンタルヘルス |
研究成果の概要 |
精神科看護師の自己効力感を測定することが可能な尺度を開発した。開発した尺度は、「精神科看護師自己効力感向上尺度」および「精神科看護師自己効力感低下尺度」から構成され、「精神科看護師自己効力感向上尺度」は「患者のポジティブな変化」、「精神科看護継続の見通し」を、「精神科看護師自己効力感低下尺度」は「精神科看護師としての自身の役割のなさ」、「過重な負担による看護力の低下」、「精神科看護の結果を見ることの困難さ」の要素をそれぞれ測定することが可能である。
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自由記述の分野 |
精神看護
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
精神科看護の現場に即した自己効力感を測定できる尺度は我々が知る限りなく、本尺度は海外への学術的波及効果が期待できる。 現在、職場のメンタルヘルスケア対策としてストレスチェック制度が導入されている。本研究において開発された尺度は、精神科看護の現場におけるストレスチェック制度と合わせて実施されることで、より包括的なメンタルヘルスケアへつながる可能性がある。
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