研究課題/領域番号 |
19K19531
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
大山 裕美子 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (90736349)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 看護の質 / フォロワーシップ |
研究実績の概要 |
医療施設における看護のアウトカムが重要視される中で、より質の高い看護の提供を具現化していくためには、リーダーだけではなくフォロワーの働きは書くことができない。諸外国では、臨床での看護の質は「模範的フォロワー」と呼ばれる、組織にとって最も望ましいとされるフォロワーのそんざいによって向上することが示唆されており、効果的なフォロワーの育成は組織だけではなく患者にとっても重要である。そこで本研究では、「医療施設における看護の質を向上させるフォロワーとはどのような看護師か、またその育成をどのように行っていくのが望ましいか」を検証していくことを目的とした。 2019年度は、医療の文脈においてはこれまでに定義がなされていない「フォロワーシップ」という用語の定義を行うため、概念分析を行うことを計画した。和文文献は医中誌、英文文献はPubMedとCINAHLのデータベースを使用し、検索用語は「フォロワーシップ」または「followership」としたが、該当するシソーラス用語やMeSH用語存在しないため、フリー検索語としてのみ検索を行った。その結果、医中誌では129件、PubMedでは342件、CINAHLでは105件が該当した。特に英文文献でKelly(1992)の定義を用いているものも多かった。現在スクリーニングを継続しているものの、概念分析の必要性の検討も同時に行っていきながら、適宜計画の修正を図っていく必要があると考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
学内業務、その他の研究業務とのエフォート管理が適切に行えなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
研究補助者を雇用し、エフォート管理を行いながら研究を進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
エフォート管理が十分に行えなかったことで研究成果の報告に至らず、予定していた旅費の支出が生じなかったため。次年度は研究計画の修正とエフォート管理を行いながら、研究をスムーズに進行していくために必要な人件費・物品費に使用していく予定である。
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