研究課題
若手研究
病院で働く看護師を対象にマイクロソフトFormsによるアンケートを実施し、看護師のワーク・ファミリー・コンフリクト(仕事での役割と家庭での役割による役割間葛藤)を測定し、看護師が仕事が続けているうえでの妨げと感じるもの・支えと感じるものについての自由記述を収集した。えられたデータをテキストマイニングの手法を用いて可視化し、コンフリクト(葛藤)が高い看護師と低い看護師が使用する言葉の特徴について、それぞれ明らかにすることができた。
看護
人口減少が続く中、高齢社会を迎える日本においては労働者の確保は急務である。これは、資格職である看護師についてもこれは変わりはない。仕事を続けている看護師のワーク・ファミリー・コンフリクト(役割間葛藤)と看護師が仕事が続けているうえでの妨げと支えとなるものについて、どのような関係性があるかをテキストマイニングの手法を用いて明らかにすることは労働環境の整備も含め、看護管理上、有意義なものであると考える。