研究課題/領域番号 |
19K19551
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研究機関 | 聖泉大学 |
研究代表者 |
木村 知子 聖泉大学, 看護学部, 教授 (10283574)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 民間中小病院 / 行動分析学 / 多様な雇用形態 |
研究実績の概要 |
多様な雇用形態を導入している施設で働いている看護職員への調査について調査内容及び項目の検討をしてきたが、調査表作成にまで至らなかった。あと吟味し、調査の実施に向けたいと考えている。また多様な雇用形態循環モデルを導入して研究協力を依頼できそうな病院看護管理者に打診をしてきたが、コロナ禍で、未曾有のことであり患者受け入れや感染対策、またその後患者急増によるコロナ病床増床やそのための看護職員の配置換えなどにより、臨床では当方の研究に関わってもらえる余裕もない状況であった。第2波、第3波、第4波の束の間にでも、もっと積極的に依頼すべきであったかとも思うが、おそらくこの状況では途中で中止となったであろうとも思われ、今後もコロナ禍のなか慎重に依頼すべきであると考えている。「働き方改革」が進められている中、モデルのどの部分を導入するかを再考する必要があるかと思われる。コロナ禍であり、病院看護職員は常に「人員不足」の感があったようであるが、このような情報収集など現状の把握は。学会(WEB)に参加する等により、比較的出来たと考える。 1年目の自身の都合での研究の遅れに重ねて、コロナ禍によるための遅れも生じているので、この先は研究期間を延長していくことを考えている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
コロナ禍で、病院の協力が得られないことが最大の理由であった。 病院では、研究に協力するよりも、コロナ感染症患者のことや感染対策に勢力を使われており、状況をみて研究依頼をするべきことを改めて感じた。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ禍ではあるが、調査票の完成と調査の実施を行うことが、今年度の最重要課題である。モデル導入についての病院の協力は、今年度もコロナ禍で怪しい気配である。今後は、研究期間を延長して、多くの人のワクチン接種が終わって、コロナ感染症が落ち着くのを見計らってモデル導入病院の協力を得たいと考える。
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次年度使用額が生じた理由 |
遅れている調査の実施をしたいので、この経費を使用する。予定していた物品も未購入であるためにこれらの経費を使用する。また、地道に病院看護管理者に協力依頼を行う。
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