コロナ禍で医療者を対象とした実験実施が非常に困難となり、研究方法について何度も検討を要し、準備段階で非常に時間を要した。方法の再検討後に倫理申請をし、上記方法で実施すべく実験準備に入った後も研究対象者を確保することに時間がかかり、なおかつ自身の急な体調不良(手術と入院をともなう)により、研究実施を継続することが困難となった。研究実施最終年度であるため研究を廃止できず、また、翌年以降の研究環境の確保も難しいために研究期間を延長することができず、研究中断となったまま今に至る。しかしながら、先行文献等を検討して今回のような研究方法を導き出した点においては、本分野の今後の研究への一助となったと考える。
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