研究課題/領域番号 |
19K19571
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研究機関 | 北海道科学大学 |
研究代表者 |
石川 幸司 北海道科学大学, 保健医療学部, 准教授 (80756867)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | 急性心不全 / 早期離床 |
研究実績の概要 |
急性心不全患者の離床プログラムの効果を検証するため、従来の心不全患者への離床方法を対照群とし、離床プログラムを活用する介入群とする研究デザインとしている。多機関共同研究として、複数の研究協力施設で実施するため、症例登録・データ収集としてEDCシステムを構築した。倫理審査の承認が得られた研究協力施設において、データ収集を開始している。 本研究は従来の離床を実施する対照群と離床プログラムを活用する介入群と比較する必要があり、無作為化割付を実施すると介入群の経験が対照群に影響を及ぼすため、各施設において目標症例数の半数までは対照群のみを登録している。 現在、対照群の登録は進んでおり、介入群の登録が始まった段階であるため、本研究の目的を検証する症例数には至っていない。 目標症例数の登録が終わるまで、介入研究としてのプロトコル論文を作成し、データの収集・解析を進めていく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、研究協力施設における人員不足および研究対象者への感染対策への配慮などにおいて、予想以上に症例登録が少ない状況であった。さらに、人事異動などで研究担当医師が変わるなどの状況があり、研究体制の再整備が必要となったため。
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今後の研究の推進方策 |
新たに研究協力施設として2病院からの協力が得られるように調整しており、目標症例数の登録に向けてデータ収集を進めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究の症例登録が遅れている影響から研究期間を延長したため。 次年度は、介入群の理学療法を専門的に研究参加期間で指導するための業務委託、研究成果の公表に向けた学会参加、研究データ収集における事務用品購入に使用予定である。
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