研究課題/領域番号 |
19K19615
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研究機関 | 淑徳大学 |
研究代表者 |
石塚 真美 淑徳大学, 看護栄養学部, 助教 (20808349)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | EFT / メンタルヘルス / オンライン / コロナ禍 |
研究実績の概要 |
現在研究計画の作成中である。長引くコロナ禍の影響を考慮し、オンラインのプログラムを検討している。 先行研究を概観すると、オンラインセッションでの報告がなされている。デジタル技術を利用した傾向として、災害に対処するための最善の指導を広く利用できるようにすることと、個人やグループとリモートで個別に調整された治療セッションを実施することの両方が考慮されている。またサポートをする上で、タッピングプロトコルを簡素化する傾向があると報告されている。
また、第29回日本産業ストレス学会に参加し、コロナ禍におけるメンタルヘルス研究と実践報告についての学びを得た。コロナ禍により、看護師のストレスのみに注目するのではなく、ワーク・エンゲイジメント(バーン・アウトの対の概念で元気でいきいきと働いている状態)をコロナ対応の有無に分けて調査をされていた。また、別の研究では生活習慣に関してコロナになって以降の生活習慣では、精神健康の悪化は睡眠が影響していることが報告されていた。そして、本科研のテーマに近い思考場療法の報告は大変参考になった。思考場療法(TFT)では、休復職の支援について活用されていた。83.3%が役立ったと回答し、継続性の意向も高いことが報告されていた。こちらの研究では対面でのセッションであったため、オンラインでも実施できる方法を検討すること、TFTのようなアプローチに加えた要素もいれることで、自身の研究でも一定の成果が見いだせるのではと考えた。 これらの先行研究を参考に、デジタルで完結できるためのプログラムを検討していく。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
現在、オンラインセッションで実施するための計画を進めており、先行研究を参考にしながら介入プログラム、調査指標を検討している。
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今後の研究の推進方策 |
同じタッピング療法におけるTFTという技法を用いた労働者を対象とした先行研究では、介入実施後で短期的な成果が報告されている。TFTの研究で用いられた尺度を検討しながら、EFT研究における尺度を概観し、オンラインセッションの計画書を立案していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究進捗が遅延しているため
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