研究課題
若手研究
インタビューの分析から子宮頚部細胞診で異常が見られ、定期的に受診を継続している女性は、看護師と話す機会が少なく、相談するチャンスがあまりない現状が見えた。しかし定期的に受診を継続している女性は「看護師のほうから声が掛かったら話せるな」等、20~30歳代は周囲に健康に関する事柄の話しにくさなどから、看護師とのコミュニケーションのニーズを持っていた。しかし、看護師は忙しそう、自ら声をかけるほどではないという気持ちから、看護師から声をかけてほしいというニーズがあった。
看護学
日本ではHPVワクチン接種の接種率がまだ低い状況であり、HPVワクチン接種率が高い他国と同じように子宮頸部異形成の減少はまだ望めない状況である。そのため、20~30歳代の日本人女性が子宮頸部異形成が指摘された際に継続して受診が続けられるような看護支援を日本人女性のニーズに合わせて検討したことは意義がある。