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2021 年度 実施状況報告書

妊婦の血圧上昇に影響する因子~生活に密着した視点から~

研究課題

研究課題/領域番号 19K19662
研究機関京都橘大学

研究代表者

宗 由里子  京都橘大学, 総合研究センター, 研究員 (50756286)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード妊婦 / 家庭血圧 / 身体活動量 / 生活活動 / 血圧上昇
研究実績の概要

家庭血圧測定の実施、時計型アクチグラフの装着、生活活動記録用紙への記入を行い、妊婦と非妊婦で比較検討する。収集した身体活動数のデータは
左から順に身体活動数の平均値、身体活動数の中央値、身体活動数の標準偏差、睡眠効率、入眠潜時、(単位:count/分)非妊婦:【01】85.
106, 60.75,90.44,52.19,60.48 /【02】107.82,111.13,88.51,44.07,62.34/【03】99.49,95,89.21,47.59,64.57/【04】142.23,149.5,114.3,26.57,95.87/【05】
83.52,66.75,84.25,55.51,72.43/【06】122.96,138.63,97.95,45.29,63.88/妊婦:【01】83.2,36,96.12,48,44.67/【02】73.09,38.75,91.3,51.49,54.07/【03】
98.78,48.5,108.44,47.6,65.81/【04】100.75,92.5,101.09,49.92,51.23/【05】99.11,92.63,94.95,55.67,69.05/【06】78.08,36.5,93.73,52.56,58.17
/【07】141.32,151.63,116.14,38.03,58.58/【08】125.79,110.75,116.24,37.49,67.5/【09】87.1,50.5,92.9,40.7,144.5/【10】109.3,81.0,108.09,60.5,388.3/【11】81.4,53.3,88.36/74.5.225.6/【12】106.5,68.0,110.4,54,7,32.0となった。 妊婦では、入眠潜時(寝付くまでにかかる時間)に差がみられ、生活活動や身体活動が睡眠の質へ大きく影響する可能性が示唆された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

計画立案時の予定数からは少ない人数となったが、COVIDー19の影響を受けながら妊婦は合計12名よりデータが収集できた。非妊婦は合計6名であるが、対照群として分析を行うことは可能である。

今後の研究の推進方策

本研究の目的は「生活の何が血圧上昇に影響を及ぼすのか、妊婦と非妊婦では異なるのか」を明らかにすることが目的であり、解析手法を検討することでサンプル数の減少の影響を受けずに研究目的を遂行することは可能となる。
今年度は、個人の生活活動を質的に分析することで、血圧や身体活動の量的な分析と交えながら混合研究法の手法を用いながら、生活の何が血圧上昇に影響を及ぼすのかを明らかにする。

次年度使用額が生じた理由

COVID-19の影響を受け、研究協力者への接触が困難になったことや、学会の現地開催が中止されることがあった。そのため、分析に用いるソフトウエア購入や、WEBでZOOMを用いた研究協力者との面談や、学会参加などを行った。

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公開日: 2022-12-28  

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