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2023 年度 研究成果報告書

妊娠期・産後の生活習慣の行動変容に関わる心理社会的要因の明確化と介入内容の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 19K19671
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関大阪大学

研究代表者

白石 三恵  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50632220)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード周産期 / 生活習慣 / 行動変容 / 心理社会的要因
研究成果の概要

産後の女性を対象に半構造化インタビューを実施し、産後1か月の授乳婦の食生活に関する心理社会的経験、新型コロナウィルスパンデミック下における妊娠中の食生活や身体活動、外出行動の調整の背景にある思い、経産婦の妊娠中の食生活・身体活動に関する経験とその背景にある思い、非妊時にやせであった妊婦における体重や体型への思いを明らかにした。さらに、周産期にある女性の生活習慣に関する心理社会的経験について分析を進めている。妊婦や産後女性への生活習慣に関する保健指導の際には、本研究で抽出された心理社会的経験を考慮することで、より個々の状況に応じた保健指導内容となることが期待される。

自由記述の分野

看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

周産期の生活習慣に関連した心理社会的経験は対象者の背景により異なるが、本邦ではその経験や背景にある思いについて着目した研究は殆ど見られない。生活習慣の行動変容を目指す介入方法を検討するために、対象者の心理社会的状況を考慮することは必要不可欠である。本研究で、周産期の生活習慣の調整やその背景にある思いは個々の特徴や環境により様々であり、それらが行動変容に大きく影響する可能性があることを明らかにしたことで、今後、より効果的な保健指導内容や介入方法を検討する際の根拠となる。

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公開日: 2025-01-30  

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