本研究の目的は、多様な特性を持つ障がい児・者のライフステージごとに必要なセクシュアリティ教育の内容とセクシュアリティ教育の実際、実践する上での課題を明らかにし、その課題解決策を提案することであった。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により調査研究に困難が生じた。そのため、研究目的の一部達成のために文献検討を行い、教育者が考える障がい児・者のライフステージごとに必要なセクシュアリティ教育の内容とセクシュアリティ教育の実際、実践する上での課題を明らかにした。障がいの種類や程度に合わせたセクシュアリティ教育の内容や実施方法の具体策を構築することが今後の課題であると考える。
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