• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 実施状況報告書

妊娠糖尿病既往女性への耐糖能検査受診とセルフケア促進のための教育支援ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K19681
研究機関横浜市立大学

研究代表者

徳永 友里  横浜市立大学, 医学部, 講師 (10710288)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード妊娠糖尿病既往女性 / 2型糖尿病 / セルフケア / 耐糖能検査
研究実績の概要

妊娠糖尿病の既往を有する女性(以下、GDM既往女性)は、2型糖尿病の発症リスクが高く、産後の定期的な耐糖能検査受診と、食事療法や身体活動といったセルフケアが推奨されている。本研究では、GDM既往女性の産後の耐糖能検査受診および食事療法や身体活動等のセルフケアの促進に資するために、以下を目的とする。: 1)GDM既往女性の産後の耐糖能検査受診状況とセルフケア実施状況、および、2型糖尿病の発症リスクやセルフケアの必要性に対する認識といった心理特性および生活状況との関連を調査し、耐糖能検査受診とセルフケア実施の促進要因と阻害要因を明らかにする。2)個々の対象者が有する促進要因と阻害要因を考慮した個別的な支援が可能なコンピュータベースの教育支援ツールを作成し、作成した教育支援ツールを用いた支援が、GDM既往女性の2型糖尿病発症リスクの認識、耐糖能検査受診とセルフケア実施の必要性に対する認識、耐糖能検査受診とセルフケア実施の意思に与える影響を検討する。
2021年度までに、専門家へのヒアリングや文献検討により産後のセルフケアの必要項目ならびにその関連要因となりうる項目を洗い出し、目的1)に関する調査表(案)を作成した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

育児休業から復帰した直後であり、研究のためのエフォートを十分に割けなかったため。

今後の研究の推進方策

2022年度に倫理審査申請を行い、2022年秋ごろからデータ収集を実施する。
2023年度はデータ解析、成果公表を行う。

次年度使用額が生じた理由

当初予定より遅れているため。
2022年度にデータ収集をウェブ調査で実施予定であるため、調査のためのウェブシステム構築に研究費を使用する計画である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 新規診断 2 型糖尿病患者における食事・運動療法に関する 生活行動と総エネルギー摂取量・身体活動量との関連2022

    • 著者名/発表者名
      徳永友里, 青盛真紀, 渡部節子
    • 雑誌名

      横浜看護学雑誌

      巻: 15 ページ: 39-46

    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2022-12-28  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi