研究実績の概要 |
2023年度は下記2点に取り組んだ。 1.研究成果報告 2019-2022年度までに実施した研究成果を博士論文としてまとめた。 2019年に行った文献検討に関する論文を学術雑誌(看護実践学会)に投稿し、掲載が決定した。2021-2022年に行ったデルファイ調査の結果を国際学会(27th East Asia Forum of Nursing Scholars, Hong Kong)で発表した。同研究の論文を執筆し国外学術雑誌へ投稿した。現在は査読中である。 2.今後の研究計画の立案 本研究の今後の課題として「AYA世代がんサバイバーのセクシュアリティについての対話シート」(以下、対話シート)のデジタル化による利便性の向上、「対話シート」の効果検証、「対話シート」運用方法の検討、「対話シート」を活用したセクシュアリティ支援に関する支援者教育プログラムの作成の必要性が示唆された。デジタル化による運用を目指し、企業との打ち合わせを行った。研究協力施設への依頼と打ち合わせを行い、多機関共同研究を2024年度に開始するための研究計画を立案している。
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