本研究は、女性の月経とQOLの関連、仕事への影響を明らかにし、月経によりよく向き合えるための健康支援プログラムを考案、開発するための基礎的研究である。 今年度は、月経前症候群、月経困難症、子宮内膜症に関する認識、月経痛に関する鎮痛剤使用、産婦人科受診行動、年代別にみた産婦人科受診行動、産婦人科受診に関する情報収集を中心に分析した。 AIプログラムについては、これまでの研究結果をもとに前年度から引き続き必要要素を精選した。それらをもとにスーパーバイズを受け、健康支援AIプログラムプロトコルを作成し、予定通り、研究活動を終了した。 今後は、作成した健康支援AIプログラムのプロトコルについて、その有用性を検証し、臨床応用を目指す予定である。
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