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2022 年度 研究成果報告書

長期不妊治療中カップルのパートナーシップを向上させるための支援モデルの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K19693
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58070:生涯発達看護学関連
研究機関横浜創英大学 (2022)
関東学院大学 (2019-2021)

研究代表者

山本 洋美  横浜創英大学, 看護学部, 教授 (50441572)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード不妊治療中カップル / パートナーシップ
研究成果の概要

本研究では、不妊治療中カップルの心理社会的状況、支援状況と課題から不妊治療中カップルの支援を明らかにした。本研究は、新型コロナ感染症の真っただ中であり、文献研究、専門職、治療者からそれぞれフォーカスグループインタビューを実施した。その結果、不妊治療中カップルが治療という経験からパートナーへの感謝や思いやりに気づき、経験を積み重ねていく中で夫婦関係の再構築を行っていることが明らかとなった。私たち(支援者)は多職種と連携し、適切なアセスメントを行い、それに伴った支援を実施すること、治療への満足感の向上をはかり、不妊治療中カップルの夫婦関係の再構築を促す支援が必要であることが示唆された。

自由記述の分野

母性看護学・助産学領域

研究成果の学術的意義や社会的意義

新型コロナ感染症により、アンケート調査が大々的に実施することが難しかった。しかし、その中でも支援モデルを提示したことは、今後の支援の課題の克服の一助となる。また、我が国では、不妊専門相談サンターや不妊治療を行っている医療機関が主に支援を行っている状況である。地域や施設、支援者が一貫した支援をするために支援モデルから必要な支援が明確になること。支援者が様々な職種や経験により偏りが生じた際も支援モデルから一貫した必要な支援への導きとなること。さらに、学術雑誌で発表したことで、様々な支援者に支援モデルが幅広く提供できたことも社会的意義は大きいと考える。

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公開日: 2024-01-30  

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