研究課題
若手研究
近年、睡眠の必要性は、広く認知されている。本研究は、妊娠後期の妊婦に対して睡眠の質を改善することを目指した看護介入プログラムの検証である。本研究では非対面方法のプログラムを取り入れることで、自分のペースでプログラムを継続できるようした。プログラムは行動変容モデルを基盤に作成した。4週間のプログラムを実施できた16名における介入前後の比較では、全員が介入後に睡眠の質を評価する質問紙においてカットオフポイントを下回った。また、介入後の睡眠効率において効果が確認できた。
母性看護
これまでの研究では、研究に参加しても就労しながら継続できない点が課題であった。そこで、本研究では自分で決めた行動変容を継続できるようにした。非対面式の方法は、保健指導等の継続に向けた支援方法の示唆を得ることとなり、今後の保健指導の支援の一助となる。