• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 実績報告書

虚弱後期・超高齢者における新しい介護予防運動の開発と無作為介入効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 19K19825
研究機関下関市立大学

研究代表者

趙 彩尹  下関市立大学, 経済学研究科, 准教授 (70834654)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードリハビリテーション / 高齢者 / 虚弱
研究実績の概要

虚弱(フレイル)は、75歳以上の後期・超高齢者においてよく認められる老年症候群であり、要介護状態に至る要因として虚弱、転倒・骨折などの高齢に伴う疾病が5割以上を示しているため、虚弱高齢者の身体面・精神面に対する介護予防対策が緊急課題である。しかし、現在の高齢者運動は、運動強度も強く設計されたレジスタンス・筋力強化及びバランス運動などを組み合わせた介入が多く、虚弱後期・超高齢者が実施するには負傷と転倒の危険性が高い問題点がある。それらの解決方法として、75歳以上の虚弱高齢者に適した運動を考案し、身体機能及び精神機能を維持・改善する介護予防運動プログラムが極めて必要である。したがって、本研究では、申請者らが考案・開発した新しい介護予防運動プログラムKohzuki Exercise program(KEP)を長期間介入及び実施し、虚弱後期・超高齢者の身体機能と精神機能の健康関連Quality of Life(QOL)、認知機能などへの効果を検証し、KEPを新しい介護予防運動の確立へ繋げることである。 対象者は、CHS基準に基づいてフレイルのスクリーニングを行い、運動群と対照群に分け、6カ月間KEPを実施(週3回、計72回)した。その結果、KEPの有効性(身体機能と精神機能)の分析を行った。6カ月間の実施により、KEPの有効性と虚弱後期・超高齢者の身体機能と精神機能への効果検証ができ、国際学会及び国内学会で学会発表を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Lower-limb Aerobic Exercises(KEP) Improve Physical Function in Frail Older Adults2023

    • 著者名/発表者名
      Chaeyoon CHO, Chaewon LEE, Masahiro KOHZUKI,
    • 学会等名
      12th Asian Society of Human Service Congress in Seoul 2023
    • 国際学会

URL: 

公開日: 2024-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi