反復性末梢磁気刺激治療(repetitive Peripheral Magnetic Stimulation, rPMS治療)の脳卒中後上肢麻痺に対する有効な治療法として開発することが本研究の目的である。本研究プロトコールを多施設ランダム化比較試験として認定臨床研究審査委員会の承認を受けjRCTに登録した。新型コロナウイルス感染症に伴い症例集積が遅延し、結果、目標症例数50例に対し9例の登録で試験を終了した。統計解析に足りる症例を集積できていないことから有効性・安全性については検証しなかったが、いずれの群においても有害事象は発現していなかった。
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