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2021 年度 実施状況報告書

リハビリロボットによる歩行練習のセミオーダーメイド型プロトコールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K19893
研究機関鈴鹿医療科学大学

研究代表者

山口 和輝  鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 助手 (20725030)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードリハビリテーション医学 / バイオメカニクス / 歩行
研究実績の概要

本研究は,機器を用いた歩行練習の運動プロトコルを開発し,体系化された歩行練習を確立することを目的とする.運動プロトコルが確立すれば,歩行練習を支援する機器は,歩行練習の効果を最大化する手段となると考えている.本研究が想定する機器は,リハビリテーション場面やトレーニング場面で使用し、練習自体を支援する機器である.そのため,機器装着中のみでなく,機器を外した後に与える影響が重要である.そこで、今年度は,昨年度に引き続き健常者を対象に機器を用いたアシストが身体運動制御に与える影響とその効果の検証を行う予定であった.実際に,ロボットスーツHALを装着した歩行練習を実施し,練習前後の歩行を3次元動作解析装置,床反力計,ワイヤレス筋電計を用いて計測する.さらに,今年度は、被験者に脳卒中片麻痺者を加え同様の検証を開始する予定であった.しかし,上述の実験が新型コロナウィルス感染症拡大に伴い一時中止となった.新型コロナウィルス感染症患者の減少を待つ間に,安心安全に実験が行えるよう感染対策を徹底したが,度重なる感染拡大の影響を受け,実験を再開するに至らなかった.また,被験者数が不足することに備え,研究室外での実験環境を整備することに着手した.計測環境は整備を終えたが,新型コロナウィルス感染症の拡大防止対策のため,研究協力施設に訪問すること自体が困難な状況が改善せず,実験を開始するに至らなかった.条件付きではあるが、2022年7月より上述の実験を一部再開する見込みである.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウィルス感染症の影響により実験を中止しているため,予定より大幅に遅れている.

今後の研究の推進方策

感染症対策を徹底し,実験再開に備える.ロボットスーツを装着することで接触自体が避けられないため、ロボットスーツを装着しない実験も検討する.

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で実験が再開できず、消耗品等の使用が少なかったため.消耗品等で使用する.

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公開日: 2022-12-28  

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