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2023 年度 研究成果報告書

アスリートを対象とした簡便なあがり防止法の開発: 脳活動の偏側性を利用した試み

研究課題

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研究課題/領域番号 19K19956
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 (2021-2023)
早稲田大学 (2019-2020)

研究代表者

平尾 貴大  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 脳機能イメージング研究部, 研究員 (70824572)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワードあがり / 脳波 / 歩容
研究成果の概要

片側手での運動と脳波ニューロフィードバック(neurofeedback: NF)訓練のあがり防止効果について、それらを組み合わせた際の効果も含め,ゴルフパッティングを課題として検証した。パッティング結果は天井に設置したカメラで記録し,ターゲットからの逸脱距離などでパフォーマンスを評価した。パッティングパフォーマンス結果から、脳活動の左右誘発によるあがり防止効果の大きさは個ごとに異なることが示唆された。
スマートシューズを利用し日常での歩容を3か月の間計測し,歩容とポジティブ感情の関係性を検証した結果,歩容の左右非対称性がポジティブ感情と関係することが示唆された。

自由記述の分野

スポーツ心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

あがり防止に苦しむアスリートは多い。あがり防止効果の享受には,個人差が大きく,あがり防止効果に関する研究では,テイラーメイド型のような個人毎に最適化されたものが好ましい可能性がある。今後はどのような個人差があがり防止効果享受に関係があるのか検証することが求められる。
ポジティブ感情の一部が,日常生活での歩行時における運動の左右差と関係することが示唆された。因果関係はまだ不明であるが,日常生活の運動の一部が不安などのネガティブ感情の低減と関係しているのかもしれない。

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公開日: 2025-01-30  

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