本申請課題は,水分損失がサービス精度に与える影響および水分損失におけるパフォーマンス低下の要因を検討することを目的とした.各条件においてサービス精度の変化率は,有意な違いは認められなかった.握力(右)の変化率は,0%の水分損失の条件と2%の水分損失の条件で有意な違いが認められた(p < 0.05)が,それ以外の条件では違いは認められなかった.Franker taskにおける回答率および回答時間は,有意な違いは認められなかった.また,サービス精度の変化率と筋力および実行機能の変化率において,有意な関連は認められなかった.
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