研究課題
若手研究
肥満小児に対して日常診療でも遂行可能な短期間、低密度の集団運動療法を組み込んだ介入プログラムを実施した。介入前後で対象者の身体計測値、メタボリックシンドローム関連の血液指標を解析し、また従来通りの介入(コントロール群)との比較検討を行った。低密度、短期間の運動介入であっても肥満児童の運動習慣改善が促され、コントロール群と比較して肥満をはじめとするメタボリックシンドローム関連因子の有意な改善が認められた。
小児循環器病学
本研究は肥満小児に対して短期間で低密度、日常診療ベースで実施可能な介入プログラムを構築した。短期間であっても肥満児童の運動習慣(運動時間)の改善が促され、肥満をはじめとするメタボリックシンドローム関連因子を改善させる効果があった。小児~成人期の健康向上に役立つと考えられる。