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2021 年度 研究成果報告書

運動はサルコペニアに先立って生じる神経筋シナプスの形態変化を抑制できるか

研究課題

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研究課題/領域番号 19K20025
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関大阪医科薬科大学

研究代表者

神谷 訓康  大阪医科薬科大学, 医学部, 講師 (90780073)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードサルコペニア / 神経筋接合部 / 運動介入 / 地域在住高齢者
研究成果の概要

加齢に伴う筋肉減少の原因の1つに、筋肉と神経との接続部分の異常があり、接続部分の異常が生じると、血中にアグリン分解産物(CAF)が増えると考えられている。本研究では、一般高齢者を2グループに分け、片方には筋肉量の維持・改善に効果的とされる運動を実施し、もう片方の運動を実施しないグループと比較することで、運動が血中CAF濃度低下に影響するか否かを検討した。その結果、運動を実施したグループでも、実施しなかったグループでも、運動期間の前後で測定した血中CAF濃度に明らかな変化を認めなかった。

自由記述の分野

リハビリテーション

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでに運動による血中CAF濃度の変化を検討した報告は、対象とする人数が少なかったり、運動の実施率が低い等の課題があり、一致した見解が得られていなかった。本研究では、対象とした男女計179名の内、体力や生活習慣病予防に効果的とされる運動を実施した割合が92%と高率であり、先行研究と比べて確度の高い結果を提示したものと考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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