研究実績の概要 |
ランニング障害の予防には,ランニング中の過度な足部内側縦アーチの低下を制限することが重要である.本研究では,足部のインナーマッスルトレーニングによってランニング中の足部内側縦アーチの低下が制限されることを証明し,ランニング障害に対する新たな予防方法を提案する. 令和1年度までの研究では,pilot studyとして足部インナーマッスルトレーニングの効果を歩行中の足部運動から検証し,論文発表までを終えた(Okamura K, Gait Posture, 2020).次年度以降,この研究デザインをランニング動作に発展させるにあたり,測定手法(足部運動および足部内・外在筋の形態)の信頼性を確認する必要があったため,本年度はこれに取り組んだ.両測定手法ともに先行研究と同程度の信頼性を確認することができた。
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