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2021 年度 実施状況報告書

ランニング障害の予防を目的とした足部インナーマッスルトレーニングの開発

研究課題

研究課題/領域番号 19K20043
研究機関県立広島大学

研究代表者

岡村 和典  県立広島大学, 保健福祉学部(三原キャンパス), 助教 (10823552)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード足部 / インナーマッスル / ランニング
研究実績の概要

ランニング障害の予防には,ランニング中の過度な足部内側縦アーチの低下を制限することが重要である.本研究では,ランニング障害の予防に足部インナーマッスルトレーニングが重要であることを明らかにし,新たな予防方法の提案につなげる.
令和2年度までの研究では,歩行中の足部運動の制御に足部インナーマッスルトレーニングが重要であることを確認し,論文発表までを終えた(Okamura K, Gait Posture, 2020; Okamura K, Gait Posture, 2021).
令和3年度の研究では,ランニング障害を発症しやすい扁平足の初心者ランナーを対象に,ランニング中の足部運動パターンと足部インナー・アウターマッスルの筋形態との関係を調査した。この結果,ランニング障害を起こしやすい足部運動パターンを呈している者は足部内側に位置するインナーマッスルの発達が不十分であり,ランニング障害を予防するために足部インナーマッスルトレーニングが重要であることが確認できた(Okamura K, Gait Posture, 2022).

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染拡大の影響により,当初予定していたRCTの実施が困難であった.

今後の研究の推進方策

足部インナーマッスルを強化するための効果的な方法を検討する.

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染拡大の影響により,当初予定していたRCTの実施が困難であったため.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Classification of medial longitudinal arch kinematics during running and characteristics of foot muscle morphology in novice runners with pronated foot2022

    • 著者名/発表者名
      Okamura Kazunori、Hasegawa Masaki、Ikeda Tomohiro、Fukuda Kengo、Egawa Kohei、Kanai Shusaku
    • 雑誌名

      Gait & Posture

      巻: 93 ページ: 20~25

    • DOI

      10.1016/j.gaitpost.2022.01.006

    • 査読あり
  • [学会発表] 回内足症例のジョギング中の足部運動パターンと足部内在筋筋形態との関係2021

    • 著者名/発表者名
      岡村和典,福田謙吾,江川晃平,池田朋大,金井秀作
    • 学会等名
      第28回日本物理療法学会学術大会

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公開日: 2022-12-28  

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