• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

光トポグラフィによる評価を活用した高齢者運動プログラムの構築

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K20090
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関東海学園大学

研究代表者

丸山 裕司  東海学園大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70587930)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード高齢者 / 運動 / 映像 / 体力 / 脳血流 / 男性 / 離島
研究成果の概要

離島在住高齢者を対象に映像による運動プログラムの効果検証を行った。運動内容は、ご当地体操と自重負荷筋力トレーニングであった。運動群に運動プログラムが収録されたDVDを配付して自宅で2ヶ月間実践してもらった。効果判定項目は、体力測定、質問紙調査、機能的近赤外線分析法:NIRSであった。対照群は、測定のみ参加した。体力測定の結果、両群とも介入前後の10m障害物歩行の平均値は、統計的に有意な差が示された。運動介入による十分な成果は認められなかったが、高齢者が自宅で運動実践できるといった取り組みは、遠隔地の運動介入方法のモデルの一つになりうると考えられた。

自由記述の分野

ヘルスプロモーション

研究成果の学術的意義や社会的意義

映像による運動介入の検証は行われているが、離島に在住する男性高齢者を対象にしたものは見当たらない。また、離島において効果判定に脳血流変化を用いた研究も行われていない。本研究の結果から、自立した生活を送る高齢者を対象とした場合、シングルタスクよりも軽強度の運動をしながらのデュアルタスクの方が、脳血流変化が大きいことが明らかとなった。自立高齢者を対象とした認知症予防のための運動プログラムに反映させることが可能となる。今後は、各専門家と連携した共同研究を進めていく必要がある。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi