研究課題/領域番号 |
19K20091
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研究機関 | びわこ成蹊スポーツ大学 |
研究代表者 |
大西 祐司 びわこ成蹊スポーツ大学, スポーツ学部, 講師 (00756760)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | ダンス / 恥ずかしさ / 体育 / 運動有能感 |
研究実績の概要 |
本研究はダンス授業を阻害する「恥ずかしさ」の構成因子と運動有能感との関連を明らかにし、運動有能感を高める指導方略を援用した「恥ずかしさ」を軽減す る方略の有効性を検証することを目的としている。目的達成に向けて、3つの課題を設定している。 昨年度までは課題1の「ダンス授業における恥ずかしさの尺度を作成し、構成因子を抽出する」に関して、ダンス授業における恥ずかしさの要因について結果の一部を学会で発表した。その結果、恥の発生因に関する質問紙(樋口, 2002)は、ダンス授業の典型的な発生状況(公恥状況、私恥状況)においても、同様の因子構造を示し、妥当性及び信頼性が担保された。一方、ダンス授業で感じる恥の下位情緒の構造は恥一般とは異なること、並びに状況によってもその傾向が異なることが示唆された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
本研究は3つの課題で構成されているが、課題1の「ダンス授業における恥ずかしさの尺度を作成し、構成因子を抽出する」に関して、新型コロナウイルスの蔓延によって、学校現場でのデータ収集の依頼・承諾に時間を要した。現在は、全てのデータ収集が完了し分析中である。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は課題2「ダンス授業における恥ずかしさと運動有能感の関連を検討する」に着手することから、学校現場での中期的な参与観察が不可欠になる。コロナは収束傾向にあるものの、学校現場は依然として多忙を極めることから十分に対象校と打ち合わせを重ね研究を遂行する。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウイルス蔓延の影響で当該年度の研究が予定通り進行しなかったため。
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