研究課題
若手研究
本研究の目的は,発育発達期にある小学生に対し,有酸素能力の向上と学力向上に資する軽強度短時間運動プログラムを開発することであった.主な研究成果として短時間ジョギングプログラムの導入により、学力不振層の成績が向上することを確認した.さらに,長期的な短時間ジョギング習慣が全国平均を上回る有酸素能力をもたらし,運動習慣を有する子供と同水準の能力を発達させることが明らかにし,短時間軽運動プログラムの有用性を示すことができた.
応用健康科学
本研究の成果は、日本の子どもの体力向上のための科学的基盤の構築に貢献することができる。また、本研究で子供の身心の健全化に資する運動方策が構築できる点は、社会的な意義も大きいく,本成果は子供の体力向上だけでなく教育政策や学校カリキュラムの改善にも寄与できると期待される.