本研究は,基礎的な運動能力である跳躍能力、疾走能力および調整力を効果的に発達させるための方策として、幼児期のリバウンド型ジャンプの発達過程およびその特性に基づく運動プログラムを開発することが目的であった。その中で,PDCAサイクルを利用して,より効果的なプログラム内容になるよう改良を行い,その効果を検討した.その結果,リバウンド型ジャンプに類似した跳躍運動を主とした運動プログラムによって,幼児の調整力を向上させられる可能性が示された.併せて,運動プログラムを実施する際には、PDCAサイクルを利用してプログラム内容を都度改良していくことでより効果的なプログラムになることが示された。
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