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2020 年度 実施状況報告書

生涯における生活習慣病予防のための思春期の生活習慣および社会的リスク要因の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K20109
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

那波 伸敏  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (30617543)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード生活習慣病
研究実績の概要

2020年度は、2016年及び2018年に行った、中学2年生とその保護者に対する質問紙を用いた生活習慣に関する調査結果と小児生活習慣病予防健診の血液検査データとリンクさせて分析を行い、受動喫煙と高脂血症の関係を解析した。その結果、男子では、受動喫煙への暴露はHDLコレステロールの上昇と関係していたが、この傾向は女子では見られないことがわかった。また、受動喫煙は、男子、女子ともに、総コレステロール値やLDLコレステロール値とは関連していなかった。本研究結果はJournal of Clinical Endocrinology and MetabolismにThe association of passive smoking and dyslipidemia among adolescence in Japan: Results from A-CHILD Study (Miyamura et al. 2021)として発表を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

おおむね順調に解析を進めることができている。

今後の研究の推進方策

2021年度は、引き続き社会経済状況、保護者、友人、生活環境(特に地域要因)などの社会的要因が思春期の生活習慣および生活習慣病へ与える影響の解析を行っていく。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染症流行のため、一部の計画を3年目以降に実施することとしたため。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] The association of passive smoking and dyslipidemia among adolescence in Japan: Results from A-CHILD Study2021

    • 著者名/発表者名
      Keitaro Miyamura, Nobutoshi Nawa, Aya Isumi, Satomi Doi, Manami Ochi, Takeo Fujiwara
    • 雑誌名

      Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism

      巻: Online ahead of print ページ: .

    • DOI

      10.1210/clinem/dgab094

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2021-12-27  

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