2022年度は「身体活動量とボディ・アウェアネスの関連:日本人女子大学生を対象とした横断研究」が体育学研究にて本公開された。その後、同内容がInternational Journal of Sport and Health Science(IJSHS)より英語で二次出版された。いずれも身体活動量と総合ボディ・アウェアネスの間に正の関連が認められたこと(P for trend=0.001)を、強度別では中強度の身体活動量(P for trend=0.041)および高強度の身体活動量(P for trend=0.001)の間に総合ボディ・アウェアネスとの正の関連が認められたことを報告している。したがって日本人女子大学生における身体活動量とボディ・アウェアネスの関係について、特に高強度の身体活動において明確な関連が確認された。世界的にも珍しい身体活動量とボディ・アウェアネスの関連について調査した本研究の成果が、日英両言語で論文化されたことは意義深いといえる。
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