Ucp3欠損(KO)マウスを用いて、ヒト中高年齢相当期までの体重量およびエネルギー消費量に及ぼす幼若齢~青年期相当期の運動の影響を検討した。5~17週齢まで回転ケージを用いた自発運動を行い、その後29週齢まで自由摂食、安静を維持させたWTおよびKOマウス幼若齢期運動群、5~29週齢まで安静維持させた安静維持群に分けた。 体重量に関しては、WTマウス幼若齢期運動群は運動中止後、安静維持させても安静維持群に比較して有意な低値が持続した。WTマウス安静維持群のエネルギー消費量がKOマウス安静維持群に比べて有意な高値を示した。
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