適塩ソングBGM放送の減塩効果を検証するため、国内の4企業の食堂利用者275名に参加を得て介入研究をおこなった。企業単位で2企業ずつ対照群と介入群に割り付け、対照群には視覚資料掲示、介入群には視覚資料とBGM放送による介入をベースライン調査後及び1年後調査前に各5週間実施した。
随時尿から求めた推定食塩摂取量について、ベースライン調査と1年後の介入直後調査の間の変化量の群間差をマンホイットニーのU検定で検討した。同期間において、塩分チェックシートにより求めた食塩行動得点の改善のオッズ比をLogistic回帰分析で検討した。結果の詳細については2025年3月31日まで公表を差し控える。
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