• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

減塩ソングBGMによるポピュレーション・アプローチの効果-生体試料を用いた検証-

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K20146
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関奈良女子大学

研究代表者

丸谷 幸子  奈良女子大学, 生活環境科学系, 助教 (40804589)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード減塩 / ポピュレーションアプローチ
研究成果の概要

適塩ソングBGM放送の減塩効果を検証するため、国内の4企業の食堂利用者275名に参加を得て介入研究をおこなった。企業単位で2企業ずつ対照群と介入群に割り付け、対照群には視覚資料掲示、介入群には視覚資料とBGM放送による介入をベースライン調査後及び1年後調査前に各5週間実施した。

随時尿から求めた推定食塩摂取量について、ベースライン調査と1年後の介入直後調査の間の変化量の群間差をマンホイットニーのU検定で検討した。同期間において、塩分チェックシートにより求めた食塩行動得点の改善のオッズ比をLogistic回帰分析で検討した。結果の詳細については2025年3月31日まで公表を差し控える。

自由記述の分野

栄養疫学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本課題は、減塩についてのBGM放送の効果を検証した世界でもまれな研究である。BGM放送はその性質上食堂などの食環境下で利用しやすく、汎用性が高い新たな減塩のポピュレーションアプローチとなり得る。
効果の検証および、その効果が特に有効な特性を検討、提示することは我が国の減塩対策の一助となり得るものである。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi