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2023 年度 研究成果報告書

加齢による立体運動視の脳内神経ネットワークの変化と転倒との因果関係の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 19K20156
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関福岡国際医療福祉大学 (2021-2023)
国際医療福祉大学 (2019-2020)

研究代表者

池田 拓郎  福岡国際医療福祉大学, 医療学部, 准教授 (20611792)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード視空間認知 / 姿勢制御 / 立体視
研究成果の概要

ヒトは、自己の定位情報と外界からの空間情報を統合し、安定した歩行を調節していると考えられているが、視空間認知機能と身体制御との関係は明らかとなっていない。その関係を明らかにするため、立体視に焦点を絞って神経生理学的および心理物理学的に試みた。結果、健常成人における立体視の脳内情報処理の低下が歩行中の身体動揺に影響を与えていることがわかった。

自由記述の分野

リハビリテーション科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

歩行中の身体動揺が立体視の脳内情報処理の低下によって引き起こされる可能性があることから、将来、視空間認知を高めるための脳可塑性を誘導するニューロリハビリテーションの提案やトレーニング機器の開発へと役立つ。このことは、転倒発生率の低下ならびに転倒問題に派生する医療経済的負担の抑制につながる可能性がある。

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公開日: 2025-01-30  

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