研究課題
ベイズ予測分布に基づく予測モデルの評価法を幅広く議論した。ベイズ予測分布に基づく予測モデルの評価ではWidely Applicable Information Criterion (WAIC)が広 く活用されている。今年度はWAICの高次元モデルでの理論的な妥当性を示し、さらに深層学習を含む高次元モデルで効率的に計算する手法を提案した。これらをまとめた論文が採択された。さらに、昨年度に引き続きWAICを (1) 観測の重みが存在する、(2) 予測と観測の評価関数が異なる、(3) 対数損失以外の予測評価関数を用いる、場合に拡張した Posterior Covariance Information Criterion (PCIC)に関する論文執筆及び投稿をおこなった。その一部は論文として採択された。最後に、PCICの実応用として計測分野における観測点選択への適用可能性及び有用性を数値実験によって検証した。
2: おおむね順調に進展している
昨年度と同様、予測分布の評価について当初計画以上の理解を得ることができた。
これまでの研究成果のプログラム公開を行う。
コロナによる出張取りやめによって生じた。次年度の出張に利用する。
すべて 2023 2022
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)
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