本研究では、大規模停電の状況下でも安定してネットワークサービスを提供可能にするためのネットワーク基盤技術について研究した。D2Dサブネットワーク、UAVによるWi-Fi,長距離省エネ通信のLPWANの3つのレイヤーで構成される耐災害ネットワークを提案し、各レイヤーの要素技術の理論構築からテストベッド開発まで行った。研究成果をまとめた論文は、国際会議や国際的な学術論文誌であるIEEE Transactionsなどで発表したほか、UAVとモバイル端末を使用して開発したテストベッドは、自治体の協力を得て実証実験を行った。
|