• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

主目的実現型錯覚を生む情報提示技術の確立

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K20330
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
研究機関立命館大学

研究代表者

双見 京介  立命館大学, 情報理工学部, 講師 (70810159)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード人間拡張/Human Augmentation / DigitalSpiritComputing / HCI/ヒューマンコンピュータインタラクション / 行動変容技術/Persuasive tech. / 錯覚/心理効果/認知バイアス / ウェアラブル/ユビキタス/モバイル / 情報インターフェース/情報提示 / センシング/認識
研究成果の概要

多様な目的のために情報機器が常時利用されるようになったが,それが人や社会に起こす無意識的な現象は未解明な点が多くあり,そのせいで情報機器利用が人の本来達成したい目的を促進できないばかりか害する現象を起こす問題がある.本研究では,身の回りの情報機器によって人が無意識的に影響される現象の存在と制御手法を調査し,さらに,その現象を上手く活用することで,感覚,心身パフォーマンス,行動,思考,を望ましい方向に無意識的に変える技術,及び,その実生活応用の実現可能性を示した.これらを通して,日常で人の主たる目的が無意識的に実現されるよう心身に魔法をかける主目的実現型錯覚を生む技術構想の実現可能性を確認した.

自由記述の分野

Digital Spirit Computing, 人間拡張工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

身の回りの情報機器利用による人への無意識的な影響の存在や制御手法,その応用システムの解明に貢献した点で,本研究成果には学術的意義がある.本研究成果は情報機器の利用が人や社会に深く溶け込んだ世界に必要な技術的知見である.
本研究成果によって将来,人の主たる目的を害さず促進するように,また,人が元来もつ欠陥が補完されるように,人を簡便に変容させる「主目的実現型錯覚」を生む仕組みを日常生活のあらゆる情報機器に宿せるようになる.これらは,日常生活,スポーツ,学習,ヘルスケア,エンターテインメントなどの多くの分野において,人々を高めて目的が実現されるよう気づかぬうちに働く技術となり,社会的意義がある.

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi