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2019 年度 実績報告書

機械学習アルゴリズムの公平性に関する評価

研究課題

研究課題/領域番号 19K20338
研究機関東京大学

研究代表者

小宮山 純平  東京大学, 生産技術研究所, 助教 (20780042)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2020-03-31
キーワード機械学習 / 公平性 / アルゴリズム
研究実績の概要

教育機関からデータの提供を受け、解析を行った。RAの補助を受け、主な結果として男性と女性の受験傾向の違い、東京とそれ以外での受験傾向の違いなどを分析した。人工知能の公平性に関する国際的な研究動向に関して、神嶌敏弘氏と共同で人工知能学会会誌にサーベイ記事を書いた。また、人工知能の公平性と経済学における近い施策(アファーマティブ・アクション施策)などについての概説を書いた。人工知能の特徴は、そのモデルの複雑さからくる間接的な差別の問題が現状のところ大きいと考える。
申請者の北米研究機関への移籍に伴い、科研費補助を受けた研究を中断することになったが、米国研究期間の研究者(教育経済)などと協力して分析を進めていく予定である。とくに、試験結果の通知がその後の受験生の意思に与える影響についての分析を考えている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 機械学習・データマイニングにおける公平性2019

    • 著者名/発表者名
      神嶌敏弘, 小宮山純平
    • 雑誌名

      人工知能

      巻: 34 ページ: 196-204

    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 機械学習に潜む公平性の問題2019

    • 著者名/発表者名
      小宮山純平
    • 雑誌名

      経済セミナー

      巻: 711 ページ: --

URL: 

公開日: 2021-01-27  

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