• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

再生可能エネルギー導入における農山村コミュニティの主体性―小水力発電を事例に―

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K20506
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分64060:環境政策および環境配慮型社会関連
研究機関岡山大学

研究代表者

本田 恭子  岡山大学, 環境生命科学学域, 准教授 (20637053)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード小水力発電 / 再生可能エネルギー / 農山村コミュニティ / 地域資源管理
研究成果の概要

本研究では、地域コミュニティが運営している中国地方の小水力発電所の近年の動向を明らかにした。その結果、人口減少と高齢化が進むなかで地域コミュニティが独力で再エネ事業を維持していくことが難しく、外部のアクターとの連携が一つの有効な選択肢となること、およびコミュニティと外部アクターとの関係構築に際しては、専門知識を有する第三者の存在やコミュニティの有する地域知が重要な役割を果たす可能性が高いことを指摘した。

自由記述の分野

農村社会学

研究成果の学術的意義や社会的意義

環境社会学分野では、風力・太陽光発電を中心に再エネを巡る合意形成について議論されてきたが、地域外の事業者とコミュニティが対立している事例が多く、外部アクターの関与は否定的に捉えられてきた。本研究は、外部アクターと連携せざるを得ない農山村の現状をふまえた上で、コミュニティと外部アクターの良好な関係構築に向けた条件を指摘した。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi