科学リテラシが求められる現状に対し、Webで学術情報に接する際のユーザ・エクスペリエンス(UX)について研究した。新聞やインターネット等のメディアに関して市場調査を行い、科学・技術の関心の程度(高関心層・潜在的関心層・低関心層)に応じて分析した結果、低関心層への流通には、検索性が重要となることが示唆された。シチズンサイエンス(CS)のWebサイトのユーザビリティがUXに影響するのか調査した。まず国内外のCSのWebサイトを対象に分析を行った。参加者のアンケート調査のために欧州を中心とする大気汚染測定プロジェクトの関係者と連携し、日本で実施する準備を進め国際間のデータ共有等について意見交換した。
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