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2021 年度 研究成果報告書

機械翻訳活用のための前編集手法の体系化と段階的編集支援ツールの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K20628
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
研究機関名古屋大学

研究代表者

宮田 玲  名古屋大学, 工学研究科, 助教 (70804300)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード前編集(プリエディット) / 機械翻訳 / 明示化方略 / 執筆支援システム / 制限言語 / 翻訳しにくい表現 / 翻訳品質
研究成果の概要

人手による原文書き換え事例の収集と分析を通じて、機械翻訳出力の品質向上のための日本語前編集(プリエディット)ルールを作成した。特に、原文に直接書かれていない内容をテキスト中に明示する方法(明示化方略)が有効であることが示唆された。人間の編集者を支援するツールのプロトタイプを開発し、一部のルールを実装した。本ツールは、編集プロセスの段階に応じて、ルールに違反する箇所の検出、書き換え候補の提示、書き換え候補のランキング、選択した候補に基づくテキストの自動書き換えの各機能を提供する。

自由記述の分野

図書館情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年、機械翻訳の性能が向上し、各種の情報発信場面での利用が増えている。原文を事前に翻訳しやすい表現に書き換えることの有効性は指摘されながらも、その具体的な手法は十分明らかになっていなかった。本研究は、何をどう書き換えればよいかに関する具体的な指針を与えるだけでなく、ツールの提供を通じて、そのような書き換えに不慣れな書き手を支援するものであり、様々な利用者による機械翻訳の活用に貢献する。

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公開日: 2023-01-30  

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