• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

脊椎脊髄疾患の治療アシストシステムの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K20675
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分90110:生体医工学関連
研究機関山口大学

研究代表者

西田 周泰  山口大学, 医学部附属病院, 助教 (90535262)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2021-03-31
キーワードバイオメカニクス / 有限要素法 / 医工連携
研究成果の概要

山口大学獣医学部や食肉業者の協力のもと、生体組織の速度依存性、異方性・圧迫試験を行った。本実験を基に、シミュレーションソフトに反映できる物性データを取得する技術を確立中で、シミュレーション解析の臨床への応用を検証している。同時に加齢を考慮した脊髄の物理データ解析を整形外科学大学院生に指導し、学位取得に協力した。
・シミュレーション:実臨床例のCT画像から②脊髄脊椎シミュレーション解析を行い、整形外科学大学院生2名及び岩手医科大学整形外科国内留学大学院生を指導した。研究代表者としてテルモ株式会社、株式会社タナック、マツダ株式会社、株式会社JSOLと共同研究を行った。

自由記述の分野

脊椎脊髄疾患

研究成果の学術的意義や社会的意義

肩・膝関節など骨成分が主な組織では、動物やご遺体を使用した組織の物性実験や、シミュレーションでは人工関節、靭帯の解析など有限要素法解析の論文数は増加している。しかし、脊髄脊椎疾患では、脊髄や脊椎周囲組織の個人差を考慮した組織の物理学的強度を解明する研究や、医用画像から様々な脊椎シミュレーションシステムまで応用を目指す研究は行われておらず、学術的意義が高い。本研究は多数の脊髄脊椎症例と、ヒト・動物の組織の物性実験と医用画像データを用いたシミュレーションを組み合わせる非常にユニークな医工獣産学連携研究である。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi