研究課題
若手研究
本研究では、ナノメディシンの薬効を事前予測するようなシステムとしてコンパニオン診断と治療を同一プラットフォームで可能とする次世代型ナノメディシンの創製を目指した。ナノメディシンを構成する生体適合性高分子の合成は速やかに完了したが、診断の要となるプローブ部位の構造については検討の必要性があることが示唆された。
薬物送達システム
本研究によりナノメディシンの薬効の事前予測が可能となれば、ナノメディシンの個別化医療につながる。本研究期間中にはナノメディシンの構造最適化までは至らなかったものの、候補となる化学構造は見出しており、引き続き検討を行っていく。