本研究では,Radiomics特徴量を用いたSVM(Support Vector Machine)により,乳房MRI画像からトリプルネガティブ乳がん(TNBC)の分類法の開発とRadiomics特徴量を用いたCox比例ハザードモデルによる生存推定の検討を行った.実験試料は,The Cancer Imaging Archiveに含まれる66症例の乳がんのデータ(T1強調画像,T2強調画像,ダイナミックMRI画像)を用いた.提案手法を実験試料に適用した結果,TNBCの正答率:84.8%,感度:81.3%,特異度:86.0%,area under the ROC curve:0.874が得られた.
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