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2021 年度 研究成果報告書

人工知能を用いたレディオミクス特徴に基づいた乳がん患者の予後予測

研究課題

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研究課題/領域番号 19K20719
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分90130:医用システム関連
研究機関立命館大学

研究代表者

檜作 彰良  立命館大学, 理工学部, 助教 (20822844)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードRadiomics / ディープラーニング / 乳房MRI画像
研究成果の概要

本研究では,Radiomics特徴量を用いたSVM(Support Vector Machine)により,乳房MRI画像からトリプルネガティブ乳がん(TNBC)の分類法の開発とRadiomics特徴量を用いたCox比例ハザードモデルによる生存推定の検討を行った.実験試料は,The Cancer Imaging Archiveに含まれる66症例の乳がんのデータ(T1強調画像,T2強調画像,ダイナミックMRI画像)を用いた.提案手法を実験試料に適用した結果,TNBCの正答率:84.8%,感度:81.3%,特異度:86.0%,area under the ROC curve:0.874が得られた.

自由記述の分野

医用画像処理

研究成果の学術的意義や社会的意義

従来のCAD(Computer-aided diagnosis)システムの多くは,乳房MRI画像上の病変の存在診断や鑑別診断の支援が目的であった.したがって,従来のCADシステムでは,医師が患者の治療方針を決定するための指標(遺伝子変異など)までを提示することができなかった.そこで本研究では,乳房MRI画像から得られるテクスチャ情報などのRadiomics特徴量と機械学習により,トリプルネガティブ乳がんの推定法の開発と生存予測の検討を行った.提案手法の結果を医師が参考にすることで,治療方針を決定する際の有用な情報となる可能性がある.

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公開日: 2023-01-30  

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