研究課題
若手研究
①当院における過去のデータでの検討で、PaO2 75mmHg未満、BAL中好中球分画7%以上、%DLCO 50%未満、GAP stage III、BAL回収率30%未満が急性増悪発症の危険因子であることが示された。②当院における過去のデータでの検討で、男性、65歳以上、左気管支、中葉・舌区以外、FEV1/FVC 80%未満が回収率不良の危険因子であることが示された。③バルーンカテーテルを用いてBALを行う前向き臨床試験を行った結果、同方法では回収率の向上は達成できなかった。
びまん性間質性肺炎
①急性増悪発症の危険因子として、PaO2 75mmHg未満、BAL中好中球分画7%以上、%DLCO 50%未満、GAP stage III、BAL回収率30%未満が示された。なかでもBAL回収率不良が急性増悪の危険因子であることは世界で初めての知見である。②BAL回収率不良の危険因子として、男性、65歳以上、左気管支、中葉・舌区以外、FEV1/FVC 80%未満が示された。③バルーンカテーテルを用いても回収率の向上は難しいことが分かった。