研究課題/領域番号 |
19K20759
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研究機関 | ノートルダム清心女子大学 |
研究代表者 |
小野 真由美 ノートルダム清心女子大学, 文学部, 准教授 (00609688)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 介護リゾート / 日本式介護 / ケアの越境化 / 国際退職移住 / ロングステイ / 東南アジア / 高齢者介護 / ライフスタイル移住 |
研究実績の概要 |
2020年度は、2019年度後半に予定していた海外現地調査、および日本国内(東京、大阪、名古屋)における調査を実施する予定であった。しかし、新型コロナウィルス感染症の蔓延する状況のなか、国内・国外における移動と対面コミュニケーションを伴う調査を実施することができなかったため、成果論文の執筆が主たる研究活動となった。 研究実績としては、国際退職移住とヘルスケアに関する国際比較に関する国際共著論文1本、日本人高齢者のマレーシアにおける国際退職移住と高齢者ケア施設の事例に関する共著書1冊(分担)が年度内に出版され、令和3年度出版予定の共著書1冊(分担)の原稿の執筆を行った。また、共著書『グローバル関係学6 移民現象の新展開』(岩波書店)の出版に際し、ウェビナー「岩波叢書「グローバル関係学」シリーズ刊行開始記念Book Launch Series 5第六巻『移民現象の新展開』を語る」(千葉大学グローバル関係融合研究センター主催)に登壇し、執筆章に関する発表を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
令和2年度は、コロナウィルス感染症の拡大により、予定していた調査を遂行することができなかった。
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今後の研究の推進方策 |
令和3年度は、昨年度できなかった調査実施のために延長申請を行った。しかし、コロナウィルス感染症の蔓延する現状を鑑みると、本年度中に本研究の計画通りに調査を実施する見通しが立たない。オンラインで実施可能な聞き取りや資料収集などを行い、東南アジアにおける介護リゾートの生成の実態を明らかにしていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
令和2年度に予定していた調査が実施できなかったため、令和3年度に調査遂行を予定している。
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備考 |
共著論文の執筆
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