日本語が支配的な大学・学部における、グローバルな多言語多文化社会に向けたコミュニケーション教育の方法とその意義に関して、次の3点で成果が得られた。(1) 人文系専門科目によるEMF(多言語主義における共通語としての英語)認識: 理論的研究成果を書籍の一章で発表し、実践的研究成果に関する論文が国際学術誌に採択された。(2) EMF認識の英語科目への応用: 一連の学術交流をもとに、英語教育改革に関して国際学術誌で発表した。(3) 超文化コミュニケーション教育の確立: 異質性や地域性に縛られないアプローチに関する草分け的教科書を研究協力者と共著執筆中であり、まもなく最終稿を出版社に提出する。
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